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ブラウザの時代

何か新しいブラウザが続々とリリースされている。Firefoxが2.0のBetaを出したなーと思ったら、Livedoorが国産ブラウザのLunascapeのカスタマイズ版のTOVIRA(トビラ)をリリースし(Operaはどうすんの?)、MicrosoftもIE7.0 Beta3をリリースしている。Operaも9.0をリリースしてから結構経つ。Firefox教の信者である私ではあるが、フト魔がさして色々インストールして使ってみた。

どのブラウザもよくできていて、使いやすくなったなーという感じ。いきなり結論を言うと、後は個人との相性と、プロモーション力だけじゃなかろうか。どのブラウザも、RSSリーダ機能とタブ機能を標準装備しているのは共通だが、各々うまく特色を出している。Operaは軽いし、TOVIRAはGyaoとの連携による動画機能とか面白げだし(見ないけど)、IE7.0は見た目がMacっぽく(Firefoxっぽく?)リニューアルされて(笑)やたら高機能になっている。でもやっぱり様々な薬品(Extension)を投与できて、Greasemonkeyで簡単カスタマイズも可能なFirefoxが最強。と言いつつ、Extension使えなくなったら困るので2.0BetaにはまだUpgradeしてない。

RSSリーダについては、Rabbit Tickerやら自作のリーダやらSharp ReaderやらGlucoseやら個人的には色々使ってきたのだが、結局ブラウザとシームレスにつながっていないと不便なので、今のところブラウザに落ち着いている。ブラウザの中では、専用リーダとしても充分つかえるOperaがいちばん。TOVIRAはゴテゴテしててイマイチな感じ。IE7はシンプルで見やすい。でも、まあ、いずれもFirefox+Sageから乗り換えるほどではない。っつか、オンライン環境であればlivedoor reader最強なので、この点においてはブラウザなど飾りです(以下略。しかもlivedoor readerなら携帯からも読めるし、気になる記事にピンをつけておいて後でブラウザで熟読したりできる。これはホントにクールだ。

タブ機能については、IE6以前であってもCollectorを使えばタブブラウザっぽく使えたのだが、バグで動かなくなることが多くなった(ver1.0当時)ので使うのをやめた記憶がある。今回のIE7は、コンパクトながら必要なタブ機能をまとめた感じで、外部リンクをタブで開くかウィンドウで開くかとか、新しいタブにフォーカスするかどうか等の基本設定をカスタマイズできるのは好印象。OperaはタブでRSSリーダやメールを行き来できるのがクール。TOVIRAも動画ブラウザやRSSリーダをタブで行き来できるようにすればよかったのに。ただ、タブ機能についてはやはりFirefox+Tab Mix Plusが最強。立ち上げが遅くていらいらすることもあるが、セッション復元機能(前回終了時の状況を復元する機能)はやはり便利だ。

RSSリーダ機能とタブ機能以外では、上に挙げたOperaのメール機能やら、TOVIRAの動画機能やらが特徴的だが、この辺はGMailやYoutubeなんかのブラウザに依存しないサービスのほうに軍配が上がる気がする。無論RSSリーダにしてもそう。オフラインで読むことを想定しなければ、Firefox+Sageさえいらないわけで。「オフラインで読む」と言えば、変り種はHeatseek。アダルト専用ブラウザとの謳い文句で、「ボスが来た!」ボタンとかある(笑)わけだが、このブラウザの動画Download&管理機能はよくできている。フツーに動画管理ソフトとして使えるレベル。まあ、こういう「ローカル」「オフライン」との連携が寧ろブラウザ選びで重要になるのかも、とか思ったりした。

とか何とか言いながら、結局帰ってくるのはFirefox。そのわけは、何と言っても標準でJavascript コンソールやDOMインスペクタなんかのツールがついてて、さらにFirebugなんてインストールした日には、無敵のDebugツールになるという開発環境としての使いやすさである。大事なのは、開発環境としての使いやすさではなくて、開発環境にさえなりうるFirefoxの拡張性の柔軟さだ。これからのよりWorld Wide MeshでP2Pな世界においては、「サーバーサイド」と「クライアントサイド」の分散・分業と連携が進むはずで、そうなったらブラウザ=クライアントサイドではユーザー好みにカスタマイズできる柔軟性がより重要になるだろう。10年後くらいには、ブラウザのパーツを使って自分好みのアプリケーションを使う時代が当たり前になっているかもしれない。

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